
東京はなんて暖かいんだ、と空港に着いた時には思ったけど、今日一日東京で過ごすと札幌は涼しかったな〜と思いました

さて札響では定期でマーラー4番を演奏してきました

マーラーは好きな作曲家の一人です。昔「マーラー」という映画がレンタルショップにあり、ビデオ(古・・・
)を借りたのですが、すごく強烈な映画でした。マーラー4番は確か映画でも効果的に使われていたような気がします。(違ったらごめんなさい)もう一回見てみようかな。フルートは低音のBなんて出ないのに、2楽章でBが出て来るので、今回はH管の先っぽにつける金属の筒をフルートの聖純さんに借りました。H管がさらに長くなるので、私がそれで吹いてると、「なんかフルートがでっかく見える
」と言われました。写真撮っとけば良かったな〜
演奏会では演奏中にトランペットのミュートが落ちるというハプニングもあったりしましたが、特に2日目ではハーモニーがぴったりと合ってすごくいい演奏会だったと思います

ハンブルクに留学中、何気なく通った通りに「グスタフ・マーラーが住んでいた家」と書いてある建物を発見した事があります。えっ
こんな普通のアパートみたいな所に?って感じでした。マーラーはハンブルクの歌劇場の指揮者だったので、ほんの100年ほど前はマーラーが私と同じようにこの道を歩いていたんだなぁと思ったものです。そして札幌では例のごとくご馳走を食べました





お土産の塩水ウニ
バッハもカントールを務めた聖トーマス教会。そこの青年合唱団と、現在のカントールであるC.ビラー氏による指揮、そして世界最古のオーケストラであるゲヴァントハウス管弦楽団という組み合わせで本場のバッハを堪能することが出来ました
世界最古のオーケストラのメンバーはさぞかし年輩の奏者が多いのかと思いきや、意外と若い奏者が多かったです。そして、チェロの中に見た顔が・・・?「あれ?ヘンドリック
」私がハンブルクで卒業試験で一緒にモーツァルトのフルート四重奏を演奏したヘンドリックがいるではありませんか。そういえばゲヴァントハウスに入ったとか聞いたような。偶然とは言えまさか知り合いがこんな所にいるとは・・・マタイを全曲通して聴いたのは初めてです。すごく神聖なものに触れたような、感慨深いものがありました。合唱や歌はもちろん、演奏者全員がドイツ語をすべて理解し、その言葉の一言一言の深い意味まで感じ取っている、これは非常に演奏する上で大きな事だと思います。編成は普通のチェロもいればガンバもいる、左右対称にダブルオーケストラ?のような形で演奏されていました。なのでフルートは左右に2人ずつ計四人いて、トラヴェルソではないけれど、全員が木管フルートを吹いていました。変わった編成だけれどあれが伝統の編成なのだろうか???
後、私が感じたのは「残酷な歌詞(台詞)ほど、子供が歌うとその残酷さが強調される」と思いました。バッハはその事を狙ったのではないかとさえ思えました。子供達の無垢な歌声は、人間の子羊のように脆くて弱い心を表現していてぞくっとするような気さえしました。反対に天使のような歌声も恐ろしく美しく表現出来ます。そういった二面性も人間にはあるのだという気もしました。
しかしサントリーホールの固い椅子で前半70分、休憩を挟んで後半90分という大曲は少々キツかったです。
足をぶらぶらさせたり退屈そうに出番を待っている合唱団のチビッコ達がすごく可愛かったです


ムジカーザは、横には余り広くないですが、天井が高く、響きも良いのでとても吹きやすいホールでした。他の出演者の方々は、サックスに歌、バスクラにチェロと様々で面白い組み合わせの演奏会だったのではと思います。私の演奏したハルフテルの「デブラ」という曲はとても激しい現代曲で、聴きに来て下さった生徒さん曰く私の演奏中は「客席がメチャメチャ緊張してました」という事でした・・・良い意味で曲の緊張感が伝わったという事にしておきましょう。
コンサートには、なんと藤井香織ちゃんも来てました
同業者はいないと思っていたのに・・・
お姉さんの裕子さんが出演されていたので、家族で聴きに来たようです。それにしてもドイツで会った時以来、久しぶりに会えて嬉しかったです。彼女は年下なのにすごくしっかりしていて、テンションが高くて面白いのですが、動作や言動が日本人離れしています。日本人同士では余りしない熱い「ハグ」を交わしました
次回の演奏会では全く趣きの異なる、美しい曲をやりたいと思います。是非お時間があれば、皆様聴きにいらしてくださいね
演奏会のお知らせです。ミューゼシード・イン・ムジカーザ
ニュー・アーティスツ Vol.8
石橋梓(サクソフォーン)長篠央子(ピアノ)
ブラームス:クラリネットソナタ第2番Op.120-2(サクソフォーン編曲版)
東玄彦(バリトン)巨瀬励起(ピアノ)
カッチーニ:「アマレッリ」/ヴェルディ:歌劇「マクベス」〜”裏切り者!”
清木ナツキ(フルート)
ハルフテル:デブラ
古川邦彦(バスクラリネット)藤井裕子(ピアノ)
ガーシュイン:3つのプレリュード/ドビュッシー:第1狂詩曲
高橋泉(チェロ)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV.1012
2008年2月4日(月)19:00開演
会場:ムジカーザ
料金:3500円(ドリンク付、全席自由)
割引あります。チケット希望の方は「コメント非公開」にてコメントしてください。お問い合わせ:ミューズ・ファクトリー(03)5939-6271













